稲の育て方(土づくり~代かき)
土づくり
さて、稲をつくる前に土作りから行いましょう。 土づくりについて詳しくは別のページで書いています。
稲の適正なPhは5.5~6.5と植物の中では栽培適応環境の幅が広く、栽培はかなりしやすいのかな、と思います。 土のPhを測定し、栽培するにあたって適応するPhの範囲におさまっていれば、改良剤の投入はしなくても大丈夫ですが、ミネラル成分やケイ酸、苦土などを投入した方が収量が良かったりするので、私は毎年、面積10aあたり100kg程投入してます。
土壌改良剤を入れるタイミングが遅くなると土となじまなかったりするので、早めに田んぼに投入しましょう。 投入する時期としては遅くとも田んぼを耕す前までには作業を完了させましょう。
また、経験上、生石灰を投入すると、急激にアルカリ性になるので使いづらいな、と感じました。水田で使用するのであれば、苦土石灰か、ミネラルG等がおすすめです。
~参考~ 土壌を改良する資材について↓

※生石灰については、水への反応がかなり速く、発熱もしたりするので、湿気が上がらないなど、保管には十分注意して下さい。【小屋などに保管する場合は生石灰の下にパレットを敷いたりすると良いですよ。】
肥料の投入
元肥(もとごえ)の施用(せよう)
そんなん知ってるよ、ていう方もいらっしゃるとは思いますが。用語の説明を少ししますと、
野菜や稲などを栽培する前に入れる肥料を「元肥」(もとごえ)
野菜や稲などに肥料を入れることを「施用」(せよう)
といいます。
稲を作るにあたって、肥料は欠かせないものです。ホームセンターなどに20kg入っているものから、
今は100均とかにも小分けして売ってあるので、かなり手に入りやすくなっていますね。
20kgの袋だと運搬が大変ですので、ネット販売にて購入する、という手もあります。
稲に肥料を入れる量については、田んぼがある「場所」、「標高」、「稲の品種」などの条件を考慮して入れた方が良いですが、基本的には窒素14%、リン酸16%、カリウム14%が含有されている肥料を10aあたり40kg施用することが一般的かと思います。
順番でいくと、土壌改良剤→元肥の順番になります。
投入後、トラクターで耕して肥料と土をしっかり混和していきます。

その後、田んぼへ水を溜めていきます。
代かき(しろかき)作業
溜める際は、水をひたひたに入れて、粗目に代かき(しろかき)を行います。
1度、粗目に代かきすることで、2回目の代かきがやりやすいです。また、いっぺんに代かきしようとすると、時間がかかったり、うまく漏水を防げなかったり、結果的に効率が悪いので、2回くらいに分けて作業するのが吉です。
代かき作業について1発で終わらせる人と、2回に分ける人色々いらっしゃいますが、九州の土壌では2回に分けた方が良いみたいです。
代かきを行う時は通常耕すロータリーでもできなくはないですが、代かきハロー・ドライブハローを使用した方が効率は各段に上がり、また、田んぼの仕上がりもきれいになります。
粗目に代かき(通常のロータリー) →2回目代かき(代かきハロー)を私は使用しています。

↑代かき前の写真 ひたひたに水が入っているくらいでトラクターで代を掻いていきます。